25 3月 2020 - 05:06
国連が、対イラン制裁の解除を要請

国連が、新型コロナウイルスの蔓延を理由とし、対イラン制裁の緩和・中止を要請しました。

(ABNA24.com) ミシェル・バチェレ国連人権高等弁務官は24日火曜、声明を発表し、「国連は、イランベネズエラといった国に対する制裁の中止、あるいは少なくとも緩和を求め、新型コロナウイルスが蔓延している現状において、これらの国々の保健衛生体制に悪影響がでないよう計らうことを要請する」と語りました。

また、「この緊迫した時期において、一部の国の経済部門に対し科されている各種制裁は、それら各国の大勢の市民の生活や権利擁護および世界の保健衛生のため、緩和または中止されるべきだ」と述べました。

さらに、「パンデミックが発生している中で、一国の医療面での努力が混乱をきたすことは、我々全員にとっての危険度が増すことになる」と指摘しました。

米ポンペオ国務長官および同政府関係者はこの数日、米国の制裁イランへの人道支援物資の送付に支障をきたすことはないと主張していました。

しかし、制裁問題の専門家らは、こうした主張が論理上は正しいかもしれないが、現実には米国の金融制裁で各国銀行はイランとの全取引に慎重にならざるを得ないとしています。

イラン新型コロナウイルスが蔓延し、国際社会はアメリカに対し、ますます強く対イラン制裁の解除を迫っています。しかし、こうした国際社会の圧力も米トランプ政権を動かすに至っていません。

この一カ月、イランやその他各国で新型コロナウイルスが感染を急拡大しており、トルコ、ロシア、パキスタン、中国などの首脳らは米国にイラン制裁の解除を求めています。

しかし、トランプ大統領は国際社会の要請をよそにイラン制裁の解除はしないと発言しています。

米国の制裁により、新型コロナウイルス対策のための必需品や機材をイランに届けることが困難になっています。

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